団地の住民によるコンサート開催

1983年(昭和58年) 5月、転入したばかりの「しらさぎ台団地」で住民によるコンサートを開催しました! 出来たばかりの新興団地なので、居を構えたばかりの住民のみなさんは夢と希望に膨らんでいました。 そんな折に開催したコンサートは、この団地に理想を描…

コロナ禍の中、深酒はすすむ!

コロナ禍の中、深酒はすすむ! 深酒が「天声人語」に取り上げられるとは~、 深酒が「社会問題」となっているということでしょう。 やっと「社会問題」として取り上げられたことには、拍手を送りたいと思いますが、 長~い飲酒の歴史からすれば「遅きに失す…

近所迷惑のすすめ

紅葉の美しい季節ですが、 町内の街路樹は紅葉を前に早々と選定され丸裸となっています。 落葉が飛散して困るという住民への配慮からだそうです。 我家の紅葉だけは剪定せずに、一日に何度も、向こう三軒両隣、落ち葉を掃き集めに走っています。 冷や冷やし…

袖触り合えなかった指揮者・飯守泰次郎氏だが?

ヴァグナー指揮者として著名な飯守泰次郎氏は、1970年頃マンハイム市立歌劇場で当時の音楽監督ホルスト・シュタイン氏の下で研鑽を積んでいました。 その後、入れ替わりに私はマンハイム市立歌劇場で働くことになりましたが、同じ日本人で風貌が似ているとこ…

不変の愛

「国を想う気持」と「我が子を想う気持」は大変よく似ていると思います。 期待したり、時にはふがいなく思ったりしますが、それは関心が深いからであって、決して「愛する気持」を失ったりすることはありません。 欠点を見ることも、自慢することも「愛」の…

豊かさと幸せは同時にやって来ない?

池内紀氏のこの吐き捨てるような“ことば”は 俗人が「豊かになった!」「便利になった!」と浮かれている姿を哀しい思いで眺めている言葉なのでしょう。 必死になって競い、自助していかなければ落ちこぼれる世の中。 評価と批判のシャワーにさらされ、「同調…

「音楽って愉しい~」でいいのだろうか? パート2

沖縄芸能界の「巨人」照屋林助さんは、ご自分の「芸能活動」「音楽活動」について「哀しみ」と「汗」と「涙」と表現していました。 そして7月25日、タイムリーにも音楽評論家の吉田秀和氏の言葉が「折々のことば」で紹介されていました。 「きれいな音であれ…

合わせることの極意とは?

文楽の七世竹本住大夫は 「合わせにいったら、おもしろうなくなります。」 「一体になるより違いをうまく共振させること。」 と、言っています。 そういえば、オーケストラでも、世界の一流と呼ばれるオーケストラは、各人は自分の思いのままにやっているよ…

公営ギャンブル

公営ギャンブル 公営ギャンブルとは - 法律によって、特殊法人や地方公共団体による施行が許可された賭け事で、現在、4つの公営ギャンブルが開催されています。 経済産業省が所管する競輪とオートレース、国土交通省が所管する競艇、そして農林水産省が所管…

「酒」も「タバコ」同列

「酒」も「タバコ」同列 今でこそ、「タバコ」は肩身の狭い思いで、隅っこの喫煙所でコソコソと喫煙しなければならなくなったが、ほんの20~30年前までは、喫煙は「心のオアシス」と言われ、日活映画で「石原裕次郎」が格好よく吸って、短くなった吸殻を…

「音楽って愉しい~」でいいのだろうか?

「音楽って愉しい~」でいいのだろうか? 戦後の沖縄県の娯楽・芸能をリード、笑いと音楽で独自の境地を開いた沖縄芸能界の「巨人」である照屋林助さんのドキュメンタリー番組を見ました。 彼は自分の「お笑い」や「音楽活動」について「哀しみ」と「汗」と…

“酒は百薬の長”にあらず!

“酒は百薬の長”にあらず! “酒は百薬の長”といわれ 酒の席に憧れ、酒の席を美化し、 お酒を飲み続けて来た。 若山牧水先生は「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」と謳い、 八代亜紀さんも「お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イ…

介護は聖職、介護に光を!

命を預ける方に対して何故リスペクト出来ないのでしょうか? 老後は誰もが介護に頼らざるを得ない世の中、 介護に従事する方々に対しての配慮、リスペクトが無いのは無知の極みであり、 自分の老後を不幸におとしめるということでもあります。 大阪健康福祉…

評価は絶対に必要なものだろうか?

批評されたり、批判されることによってエネルギーをもらったという人は多いだろうが、傷つき、意欲や興味を失ったという人もまた多いと思います。 そこで失った興味やエネルギーは、思えば勿体ないものです。

上手ければいい訳ではない!

超絶技巧に支えられた「上手い演奏」でなくとも、 不器用で、決して高い技術があるとは思えない演奏でも 人の心に響くことがある。 音楽で一番大切で、優先すべきでことは技術よりも 人の心に響くことだと思う。

ドイツ留学時代の貴重な体験の一つに、教会でのコンサートに出演させてもらえる機会があったことです。 人口100人そこそこではないかと思われるような小さな村でも,立派な教会コンサートが開かれているのには驚きでした。 その上、びっくりしたことは、ミサ…

学校は楽しい筈~

私はかねてより、日本の学校の、 ①同年齢だけを同じ教室に閉じ込めるクラス編成や ②短い時間で区切る時間割、 ③学期ごとで終結する単位制度 など 形式的と思えるやり方を愚直なまでに守ろうとする教育制度に疑問を持って来ました。 ①異年齢が一緒に学び、交…

徳島新聞カルチャーセンターの発表会

徳島新聞カルチャーセンターの発表会 残念ながらコロナウイルス拡散防止対策で中止となってしまいました! “第16回カルチャーフェスティバル” 徳島新聞カルチャーセンターの発表会「第16回カルチャーフェスティバル」に 「愉しいリコーダー教室」も出演しま…

ネルロ・サンティさんが亡くなった!

ネルロ・サンティ(Nello Santi)さんとの出会いは、マンハイムの歌劇場でヴェルディの「ナブッコ」を一緒に演奏させていただいた時でした。 当日は 午前中:直前リハーサル(ゲネプロ)、 午後:卒業試験、 夜:「ナブッコ」の本番~と、大変な一日となったので…

本当に強い人とは

本当に強い人とは 「金を稼ぐ」ということは、すべての人間にとって生きるための宿命だろうが、 金儲けを目的とする限り、競争の世界からは逃れられない。 少しでも豊かに生きるためには競争に勝たなくてはならない。 「勝つ」ことで、より強力な自己を堅持…

駅・空港ピアノがおもしろい!

駅・空港ピアノ ヨーロッパやアメリカで収録されたものがNHKのBSⅠで放送されています。 最近、話題となり、日本でもあちこちの広い空間を利用してピアノ置き、自由に弾いて貰おうと広まっています。 でも、真似はしているのですが、本質的には少し違うよ…

スポーツ なぜ勝ち負け競う?

「スポーツ なぜ勝ち負け競う?」 新聞の読者の欄に82才のご婦人の投書がありました。 まるで童女のような純朴な心に、2019年の最後に、2019年最大の「アッハ体験」をさせていただきました。 人は何故競うのか~? 勝つため~? 勝ってどうするのか~? 勝て…

「徳島アコースティック・ジョイント」

徳島の音楽界は 「記念オーケストラの問題」 「音楽ホール建設にかかる問題」 など、音楽活動の未来に希望を見い出せない問題が山積していますが、 そんなことには振り回されることなく、生き生きと雑草のように活動している人たちが沢山いるということにも…

恩師のご逝去

生涯の師と、敬愛申し上げていた恩師が亡くなりました! 恩師との出会いは、大学に入学したばかりの初夏の頃でした。 その大学は当時教授陣たちも先輩たちも「西の芸大たれ!」 と、 高邁なプライドと夢を持って意気上がっていました。 にもかかわらずフルー…

うまく言えないことをうまく言えないまま

NHKの朝のドラマ「スカーレット」で 主演の喜美子(子役)が、ひたむきに狸の焼き物を作っている陶工の慶野川善さんの作品を見て「ボロッカス」にけなすシーンがあります。 そのけなす喜美子を、居候していた草間宗一郎さんが 「芸術は作品に在るのではなく…

合唱団Basta Basta創立25周年記念演奏会

大学での合唱団活動で合唱の魅力に憑りつかれた若者たちは、卒業後また同世代の合唱仲間を募り合唱団“Basta Basta”を結成しました。 情熱を燃やし続けて25年‥‥。 その情熱は尽きることはありません。 古い団員にまで心優しい招待状をいただき感激です! 遠く…

宮本常一氏「山に生きる人びと」

「歴史」は好きだけれど、 誰と誰が「戦い」、そして誰が支配者となったか‥‥、 まるでゲームのように「出世争い」を楽しむような見方しかして来なかった。 大半を占める民衆の暮らしぶりというものはほとんど教えられない。 そんななか、宮本常一氏は庶民の…

アルプスの少女ハイジ

“アルプスの少女ハイジ”を「たかが子供用」だなんて、 あなどってはいけない!

「主語」を自分にしないこと!

一昨日の「折々のことば」も共通する点があると思いました。 「もっとも優れた価値」は個人を超えたところに存在する。

“徳島を愛する幣隆太朗と仲間たち”による音楽会

Beethoven Septet Tokushima