本当に強い人とは
本当に強い人とは
「金を稼ぐ」ということは、すべての人間にとって生きるための宿命だろうが、
金儲けを目的とする限り、競争の世界からは逃れられない。
少しでも豊かに生きるためには競争に勝たなくてはならない。
「勝つ」ことで、より強力な自己を堅持し続けなくてはならないのだ。
現代社会は、そのサイクルに呑み込まれてしまっている。
そんな中で人は社会の荒波に翻弄され、生きている限り、その荒波から逃れることはできない。
「西郷隆盛さん」をして「始末に困る」と言わせるような、強い人間で在るためには
どうあればいいのだろうか?
1、「金儲け」を目的にしない。
2、「消費する人間」ではなく「生産する人間」で在ること。
他人の作ったモノを金で手に入れる喜びではなく、自分の頭で考え、自分の手でモノを作り、生みだす喜びに生きる。
3、「競争」「勝ち負け」のサイクルに加わらない。
4、「群れない」。
「好き嫌い」や「利害」でグループを作らない。
「グループ」は縄張りをつくり、対立や競合をあおり、排他的エネルギーを高める。
5、「平等」を大切にする。
「財力」「権力」「能力」による差別、「人として」の差別を許さない。