紅葉の美しい季節ですが、
町内の街路樹は紅葉を前に早々と選定され丸裸となっています。
落葉が飛散して困るという住民への配慮からだそうです。
我家の紅葉だけは剪定せずに、一日に何度も、向こう三軒両隣、落ち葉を掃き集めに走っています。
冷や冷やしなが紅葉を楽しんでいます。
そう言えば、最近は散歩していても、子供の元気に遊ぶ声も、ピアノを練習する音も、ラジオやステレオの音も、まったく聴こえて来なくなったことに気付かされます。
何だか「文化」が消えてしまったような、淋しさを感じるのは私だけなのでしょうか?
落ち葉も、紅葉も楽しむべきものだった筈なのに~、
散歩中にピアノが聴こえて来るって、オシャレだと思うけれど~、
子供の元気な遊び声って、街をイキイキとさせると思うけれど~、
人間の息吹き、否、全ての生物の息吹きを感じることこそ「文化」だと思うのですが・・・。
生活音を消し、街を掃き清め、いくら消毒して清潔を極めても、そこに生命の息吹が無くなれば、何の意味があるでしょう?