2019-01-01から1年間の記事一覧
「スポーツ なぜ勝ち負け競う?」 新聞の読者の欄に82才のご婦人の投書がありました。 まるで童女のような純朴な心に、2019年の最後に、2019年最大の「アッハ体験」をさせていただきました。 人は何故競うのか~? 勝つため~? 勝ってどうするのか~? 勝て…
徳島の音楽界は 「記念オーケストラの問題」 「音楽ホール建設にかかる問題」 など、音楽活動の未来に希望を見い出せない問題が山積していますが、 そんなことには振り回されることなく、生き生きと雑草のように活動している人たちが沢山いるということにも…
生涯の師と、敬愛申し上げていた恩師が亡くなりました! 恩師との出会いは、大学に入学したばかりの初夏の頃でした。 その大学は当時教授陣たちも先輩たちも「西の芸大たれ!」 と、 高邁なプライドと夢を持って意気上がっていました。 にもかかわらずフルー…
NHKの朝のドラマ「スカーレット」で 主演の喜美子(子役)が、ひたむきに狸の焼き物を作っている陶工の慶野川善さんの作品を見て「ボロッカス」にけなすシーンがあります。 そのけなす喜美子を、居候していた草間宗一郎さんが 「芸術は作品に在るのではなく…
大学での合唱団活動で合唱の魅力に憑りつかれた若者たちは、卒業後また同世代の合唱仲間を募り合唱団“Basta Basta”を結成しました。 情熱を燃やし続けて25年‥‥。 その情熱は尽きることはありません。 古い団員にまで心優しい招待状をいただき感激です! 遠く…
「歴史」は好きだけれど、 誰と誰が「戦い」、そして誰が支配者となったか‥‥、 まるでゲームのように「出世争い」を楽しむような見方しかして来なかった。 大半を占める民衆の暮らしぶりというものはほとんど教えられない。 そんななか、宮本常一氏は庶民の…
“アルプスの少女ハイジ”を「たかが子供用」だなんて、 あなどってはいけない!
一昨日の「折々のことば」も共通する点があると思いました。 「もっとも優れた価値」は個人を超えたところに存在する。
Beethoven Septet Tokushima
「折々のことば」より すごい建築はしばしば、「建築とは何か」という問いを突然出します。 (西沢立衛)
フルート・デュオ “アルコ”と、スイス・「バーゼル音楽大学」で共に学んだピアニスト栗田麻子さんの三人による公演が、札幌、神戸、東京の3都市で開催されます。
「小品」による、「ミニコンサート」こそ必要 先日、オーボエによるコンサートを聴きに行きました。 下記のプログラムのように小品によるコンサートでした。 テーマに「ミニコンサート」と書かれているので、演奏時間も1時間程度でとても聴きやすい音楽会で…
昨年台風で延期になったコンサートも、1年後に再企画され開催されることになりました。
「正論」や「正義」を声高に振りかざす人が多いが、 「正論」や「正義」を振りかざしても、争いが拡大することはあっても解決に至ることはない。 結局は自己満足に終わるに過ぎない。 関川氏は「ただの人」たれ! と結論づけている。
折々のことば(鷲田清一) 十歳で どんな大人より上手に 描けた 子供の ように描けるまで一生 かかった これをを読んで~ピカソのすごさ~がどれ程のものか 想像することが出来たように思う。
松浦綾音ピアノリサイタル フィンランドのシベリウスアカデミーを卒業した後もフィンランドで活躍されている松浦綾音さんは、毎夏休みには帰郷されピアノリサイタルを開催されています。 ご本人の意欲もさることながら、それを心待ちにして、「音楽会を待ち…
2019年1月12日に亡くなった女優・市原悦子さん、 私にはなんと言っても「常田富士夫」さんとの絶妙なコンビでの「まんが日本昔ばなし」が忘れられません。 そんな「市原悦子さん」の「ことばの宝物」が“折々のことば”で紹介されていました。 純粋に歩んで来…
豊中市リコーダー合奏団の出身の方が、現在も尚、色んなステージで中心的存在として活躍しています。 下記の音楽会もそうです。 リコーダーアンサンブルtuku²(トゥクトゥク)第11回演奏会 2019年6月28日(金) なんと、一日に3回も公演するという驚異的な音…
「勝手に育つ」で何故悪い? 民俗学者「柳田国男」氏は「こども風土記」の中で 昔の大人は仕事ぶりも、草相撲や盆踊りも隔てなく見せて、与えるのではなく見せるという形で、子供が勝手に育つのを待った。 と書いています。 ところが現代は、大人が「お稽古…
楽しいリコーダー いsn「愉しいリコーダー教室」 教室名に「愉しい」という言葉が入っている限り、愉しくなくては「偽り看板」になるということで、 ①愉しい曲を選ぶ。(曲自体全て愉しい曲なのでしょうが…、) 音楽の愉しさの原点「音楽の三要素 」 ・メロ…
貞光町の道の駅「ゆうゆう館」前の吉野川堤防から、北岸(美馬町方面)を眺めた風景は、いつか車窓から眺めたドイツのライン川の風景に少し似ていると懐かしく思い出されました。
ノムさんが「可愛らしい! 」 なんて言っちゃ、失礼かも知れませんが‥‥。 元野球名選手、名監督の野村克也さんがインタビューを受け、 奥様(サッチーさん)との死別後の淋しさ、空しさ、 監督の声が掛からないと言って「ぼやく」 など、 飾らなく語っているの…
「四国の臍」を自認する三好市は徳島県はもとより、香川県、愛媛県、高知県からも人が集まりやすいという地の利を活かし「四国第九コンサート」が継続されています。 これは、なんといっても自宅に音楽ホールまで作り、三好市に音楽文化を定着させたいという…
“定められたダンスを踊ることが「楽しい」と思えてしまう体になりたくない・” 村上 慧(むらかみ さとし) 発泡スチロール製の家に住み、家をせおい全国各地を歩いている美術家。 音楽家も同じ疑問を持つべきかも知れない。 作曲家という他人によって定めら…
新 “愉しいリコーダー教室”がスタートしました! 場所は徳島の観光の拠点“阿波おどり会館” いつも観光客で賑わっていて、活気のある場所ですが、今日はとりわけクルーズ客船が徳島に入港したとあって“阿波おどり会館”はムンムン~、 人混みを掻き分けながら…
小泉文夫先生の「折々のことば」に再登場していただいた。 素晴らしい「アッハ体験」させていただいたからだ。 音楽が発展したこと自体が不幸の始まりだと小泉先生は言う。 発展ということは外敵と戦わざるを得ない状況に置かれたということだ。 手ごわい外…
私たちの日常は何と「競うこと」、「勝った負けた」「損した、得した」に明け暮れていることだろう! そんな世界に呑み込まれ、翻弄されている若者が気の毒だ。 しかし、今の社会ではそうした世界と無縁に生きられる者は皆無だろう。 しかし、昭和の前半の時…
町内会や学校の保護者会では昨今役員の成り手がなく困窮しているらしい。 朝日新聞「折々のことば」に 地域での活動の入り口には、「正しさ」ではなく「楽しさ」が必要なのです。 山崎 亮 この「折々のことば」が「目から鱗が落ち~」 いろいろな活動が見直…
「共感」の危うさ 相手の気持ちに思いをはせ、自分のことのように感じる「共感」は、いままで肯定的に捉えられてきた。 しかし、共感こそが、共感できない人間の排除につながるという「負の側面」があるということについても知る必要がある。 「共感」によっ…
「音楽や詩や芸術が人間にとってかけがえのないものである!」 などということは、人類が最進化した現代においてさえ、尚、 心底「そうだ!そうだ!」と諸手を挙げられる人間がどれほどいるだろう~? そのⅠ 宮沢賢治は西洋音楽が日本に導入された初期の頃か…