2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

非礼は一生の友を失う

スポーツの世界は「挨拶から始まって、挨拶に終わる」と言われるほど、 挨拶を大切にしています。 日本武道、日本舞踊などでは同じように「型より入りて、型より出づる」 と言います。 両者とも、何だか表面的で、形式的と思っていましたが、 最近、それはと…

弱くても勝つことが出来る Ⅱ

私は最初から音楽家になろうと思って頑張ってきたタイプではありません。 音楽が好きであったことと、音楽をせざるを得ない境遇に自分を置いたことで、長い間音楽と関わって来ました。 やった教則本、エクササイズ、そして音楽会に向けて費やした膨大な練習…

弱くても勝つことが出来る Ⅰ

我が家の草茫々の畑を眺めると、そのとてつもない雑草の量に最初から除草がめげそうになってしまいます。 でも、「いつ中断してもいいや!」、「今日は少しだけでもいいや!」と思って始めると、案外最後まで頑張れたりします。 私はたいした高山に登った訳…

大人になっても指導、助言は受け入れるほうがいい?

昔、一緒に音楽を学んでいた同輩で、自分が演奏する音楽会の直前まで師匠のレッスンを受けなければ気の済まない人がいました。 音楽会の当日でさえ、午前中にレッスンを受け、午後に音楽会で演奏するというような離れ技をしていました。 私は、そんなことを…

良いものを良いと言える

大学に入学した当初、先輩や同輩が堂々と演奏の評論を戦わせるのを脇で聞いていて、田舎者の私には「すごい!」と、憧憬と自己コンプレックスの思いでした。音楽を学ぶ者にとっては、人の演奏を批評したり講釈をすることは必要な勉強だと思いました。(ただ、…

人生の秋に

ヘルマン・ホイヴェルス「人生の秋に」(春秋社) 最上のわざ この世の最上のわざは何? 楽しい心で年をとり 働きたいけれども休み しゃべりたいけれども黙り 失望しそうな時に希望し 従順に、平静におのれの十字架をになう 若者が元気いっぱいで神の道をあゆ…

尊大な裸の王様

偉い人や金持ちの中には、他人の苦難(貧しさ、弱さなど)に平気で無関心でいられる人がたくさんいます。 赤毛のアンの翻訳家をヒロインにした朝ドラ「花子とアン」が放送されていますが、そこで登場する公爵令嬢葉山蓮子は、自分の荷物を平気で花子に運ばせま…

うまくいくかいかないかは、フィフティー・フィフティー

「集団的自衛権」について、東京大学名誉教授の三谷太一郎さんが新聞で述べていました。 「日本の安全保障環境は、戦争能力の増強ではなく、非戦能力を増強することによってしか改善しないでしょう。その際、日本が最も依拠すべきものは、国際社会における独…

クーラウ国際フルートコンクールで優勝した                  Arkoの演奏会

クーラウ国際フルートコンクールで優勝した“Flute Duo Arko”の演奏会が 2014年 8月27日(水)19:00より フリューゲルホールで行われます。

「森のホール」でのリコーダーアンサンブル

布引ハーブガーデンの「森のホール」でリコーダーアンサンブルの音楽会がありました。 神戸の町の喧騒も、たったの10分ばかりロープウエイで登ると、もう自然いっぱいの六甲の森が拡がります。 山頂のドイツ風のレストラン前広場では、森林散策する人達が…