2016-01-01から1年間の記事一覧

50年昔の恩師に捧げられたお酒

大吟醸純米酒「桃川」 先日、我が家で催した音楽会の際に、同級生のK山君がやって来て、父の仏壇にこのお酒を供えて呉れました。 彼は、高校時代に父から音楽の授業を受けたそうです。 このお酒について調べてみると、 青森県産酒造好適米「華想い」を40%…

春の“田舎の愉しい音楽室”

平成28年 春の“田舎の愉しい音楽室” ご参加いただいた方々、ありがとうございました! 今回は特筆することがたくさんありました! その一つは、いつも連れだって遊んでいる仲良し同級生たちが、私の演奏を一回聴いてやろうと言ってくれたことです。 甘んじ…

「やったもんが勝ち!」 って正しいこと?

「やったもんが勝ち」 という言葉は、昨今の社会や職場では「金言」となっています。 「勝てば官軍」も同じような意味合いでしょう。 しかし、官軍に負けた新撰組や会津藩の人々の思いが如何ばかりだったか、 と思いを寄せれば、 「やったもんが勝ち」 とば…

春の“田舎の愉しい音楽室”

平成28年 春の“田舎の愉しい音楽室” 開 催 ! 若葉の色が日毎に勢いづいています! 恒例の“田舎の愉しい音楽室”を下記の日程で開催いたします。 音楽演奏や、気楽なお喋りをお楽しみ下さい。 幻の「蓄音機」Brunswick Cortez ブランズウィック コルテッツ …

“全ての研究は「文」に通ず”

朝日新聞で(耕論)「文系で学ぶ君たちへ」という記事がありました。 最果タヒさん、鷲田清一さん、ロバート・キャンベルさん三氏が思いを述べています。 最近、日本の大勢は大学の教養課程、文系学部の縮小、撤廃の方向に向っています。 「それは変だ!」、…

蝶になりたい

ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉に とまれ 菜の葉にあいたら、桜にとまれ 桜の花の 花から花へ とまれよ 遊べ、遊べよ とまれ。 (唱歌「ちょうちょう」1945年改作版) ◇ 誰もが知るこの唱歌、飽きること、休むことまで大らかに肯定する。 子どもは我を忘…

宮殿ばかりの日本のマンション

「とと姉ちゃん」が始まりました! 第2回目~第3回目はピカソもどきの絵を巡って大騒動になります。 妹が、預かった絵に落書きしたため 家屋敷を売り払って弁償、そしてあわや一家離散というところまで想像させられました。 たった1枚の絵が、家庭を破壊…

木の上でパーティー

4月2日、仲良し同級生たちで花見に出掛けました。 花びらがはらはらと風に舞う、少し盛りを越えかかった時期でしたが、 それがまた「絢爛豪華な寂び」といった風情があり、 最高に見応えのある、ラッキーな瞬間だっでした。 次の日からは雨という天気予報…

熱狂したセンバツ高校野球

センバツ高校野球大会が終わりました。 高校野球ファンにとって、とりわけ今大会は僅差、逆転、サヨナラと、白熱した試合の連続で、熱狂させられました。 今大会は、黒柳徹子さんに負けを取らない野球音痴であるはずの奥方まで、「キャーキャー」と騒いでい…

本当に美味しいものは手に入らない

炬燵にあたりながら「蜜柑」を食べるというのは、冬の暮らしの楽しみの一つです。 自然と蜜柑の通になります。 初冬に毎年知人から蜜柑が届きます。 知人は蜜柑通です。 私に送る蜜柑を選ぶために蜜柑農家に行き、とって置きの蜜柑を選んで送ってくれるるの…

「安モノ買いの銭失い」

昔の人は「安モノ買いの銭失い」と言って、 安モノを買うことを嘲笑し、誡めていましたが、 現代は100円ショップを筆頭に、安いモノが大手を振って出回り、 むしろ、安く買うことを自慢とする時代に変わっています。 しかし「安く買う」ということは、大…

田舎のパン屋が見つけた“腐る経済”

ドイツの作家ミヒャエル・エンデは、『エンデの遺言』の中で、「自然界のあらゆるものは腐るのに、この世でお金だけが腐らない」と、現代の金融システムが引き起こす弊害に警鐘を鳴らした。 エンデは、「腐らないお金」が支配するマネー資本主義の矛盾を克服…

実家をたたむ

妻の母が、あと一カ月で105歳というところで亡くなってしまったので、 (大往生でした) とうとう、妻の実家を片づけることになりました。 戦争のさ中、大陸から大事に持って帰ったという「蓄音機」と「シンガーミシン」の 他は、ほとんど始末してしまい…

チェンバリストの突然の訪問!

朝、突然の訪問客がありました。 高松から、片道およそ100kmをナビを頼りに、 コンサートの案内状を運んで来てくれた珍客さまでした。 チェンバロを中心とた、オールバッハプログラムの演奏会で、 チェンバロの独奏者を務めるというのです。 昔、フルー…

綾さんがウイーン・ムジークフェラインに

上西(小松)綾さんが フライブルクバロックオーケストラのメンバーとして、 ウィーン楽友協会(ウイーン・ムジークフェライン)大ホールでの 演奏会に参加したという知らせが届きました。 ウイーンに引き続き、アメリカにも演奏ツアーされるそうです。 ウィ…

鈴木鎮一先生との出会い

2月14日夜TVで 『日本のヴァイオリン王 ~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~』 というドラマの放送がありました。 その中で「鈴木鎮一」という人物が登場しました。 後に「鈴木メソッド」を提唱し、大勢の名ヴァイオリン奏者を育てた方です。…

不法投棄が自然環境を破壊している

田舎の山野を散歩するのを楽しみにしているのですが、 近年、自然の景観が壊され、哀しい気持にさせられることがしばしばです。 一つは「太陽光発電の乱立」、 もう一つは「粗大ゴミの不法投棄」です。 冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの電気製品は、郵便局で一…

日本はまだまだ飽食出来るのか?

「廃棄カツ横流し」ということが話題になっています。 「横流し」という犯罪性よりも、 多量の「廃棄カツ」、ということに問題を感じてしまいます。 昔、フィリピンに行った時、現地のタクシー運転手に言われたことがあります。 「お客さんの夕食の値段が、…

一言で共有し合える仲間

新聞の連載小説沢木耕太郎氏の「春に散る」を愛読しています。 共に世界チャンピョンを目指した4人の元ボクサーが、再び若い頃のように共同生活を始めるという物語りです。 その4人には「あの頃~」という一言で、共有し合えるものがいっぱい在るのです。 …

言葉は魔物かも?

ラジオは聴きながら仕事も出来るので、午前中はNHK「すっぴん」、 午後は「午後のまりやーじゅ」を聴くのを日課にしています。 時々、国会中継にとって替わることがありますが、ラジオを聴くのが日課に組み込まれているので、そのまま傾聴します。 国会で…