2月14日夜TVで
『日本のヴァイオリン王 ~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~』
というドラマの放送がありました。
その中で「鈴木鎮一」という人物が登場しました。
後に「鈴木メソッド」を提唱し、大勢の名ヴァイオリン奏者を育てた方です。
講習会の前日、会場の下見に行ったところ、入り口で優しそうなおじさんが出迎えて呉れました。
一見事務員の方かな(?)と思われるおじさんは、
私に「どちらからいらしたのですか?」と訊いてくれました。
私が「徳島からです。」と答えると、
「遠いところからご苦労さんですね!」と言って、
小冊子を一冊下さいました。
次の日、講習会の開会の挨拶で壇上に現れたのが、そのおじさんでした。
そこで私はやっとそのおじさんが「鈴木鎮一先生」だということを知ったのでした。
以来、私はその「小冊子」を生涯のバイブルのように大切にしています。