「安モノ買いの銭失い」

昔の人は「安モノ買いの銭失い」と言って、
安モノを買うことを嘲笑し、誡めていましたが、

現代は100円ショップを筆頭に、安いモノが大手を振って出回り、
むしろ、安く買うことを自慢とする時代に変わっています。

しかし「安く買う」ということは、大量生産という流れを生み、
生産者や職人を安くこき使い、専門技能を退化させ、消滅させてしまいます。

安いものは人間の品性や、知性、芸術性を次第に損なって行きます。

値段で決めるのではなく、
良いもの、本当に気に入ったものを手に入れよう。

そうすることによって、生産者の力量、価値を理解し、
質のいいもので、世の中をより高めることが出来ると思います。
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