「音楽や詩や芸術が人間にとってかけがえのないものである!」
などということは、人類が最進化した現代においてさえ、尚、
心底「そうだ!そうだ!」と諸手を挙げられる人間がどれほどいるだろう~?
そのⅠ
宮沢賢治は西洋音楽が日本に導入された初期の頃から、西洋音楽、西洋楽器に親しんでおり、「音楽や詩や芸術が人間にとってかけがえのないものである!」 と確信していたようだ。
そのⅡ
「星の林に」「やまとうた」の魅力、再発見
詩や和歌が経済性、効率性が優先される今の社会では役に立たないとみなされるが、役に立たないものほど大切なものはない。
自分たちに通じる美意識が歌に凝縮されていることを認識するべきである。