２０１６年 ８月２７日（土） ライン川～ケルン
ライン川南岸をライン川を眺めながら、ケルンまでの列車の旅は、思わず遊覧船に乗った気分にさせられました。
夏休みとあって、あちこちでキャンピングカーが駐車していて、揺り椅子でのんびり本を読んでいる人々が見掛けられます。
コブレンツ、ボンを経てケルンに到着。
駅を出るといきなり目の前にデ～ンと巨大なドームが立ちはだかります。
ドームの中は満席で、何か式典のようなものが行われている様子でしたが、足を踏み入れた途端、大音量のパイプオルガンと合唱が響きわたりました。 それは今から行われるサッカーの試合の必勝祈願の式典のようでした。 こんな熱狂的な教会の集会は初めてでした。
その後、「ケルンの水」と呼ばれるオーデコロンの店に立ち寄り、よい香りに浸ると、お腹の空いたことに気が付きました。
野外結婚式が行われている、賑やかな通りで、一人で陣取って朝からビールを飲んでいるおじさんが、親切に席を空けて呉れ、お蔭で、青空の下昼食を摂ることが出来ました。
そのおじさんが素敵な民族衣装の半ズボンを穿いていたので、「カッコイイね！」と言うと、「じゃあ奥で取り替えよう！」と、真面目な顔で～。
「でも、お腹まわりが合わないね～」と、ビール腹をさすりながら笑い流した。
ケルンビールを注文すると、給仕（オバー）さんが小さいカップでいっぱい持ってきて、ドカッと置いていくのです。時々その内の一杯をグイとひっかけては仕事に戻って行くのにはあっけに取られました。
