地名は楽しい♪

NHKラジオの朝の番組「すっぴん」をいつも楽しみに聴いています。

6月5日のゲストは、地図研究家の今尾恵介さんでした。
今尾さんがゲストのときに限って、地震とか、緊急番組が入り、5度目の正直!ということで、やっとオンエアーされました。

「地名は楽しい♪」
 
「十八女」=「さかり」=徳島県阿南市
     当地が太竜寺山麓に位置するところから、「坂入」から転じたともいう。
「一口」  =「いもあらい」=京都府久御山町
     病気(いも)が入ってこないように村の入り口に祭った神様(あらう=はらう)
浮気」 =「ふけ」=滋賀県守山町
       湿地帯で湧水が多く、水蒸気が漂う土地であることから名付けられた。
「サラダ」=徳島県三好市池田町
      更の田んぼ=新田という意味。                              「向津具(むかつく)」=山口県長門市
         世界の最先端の技術、文化、思想が最初に入ってくる栄えた土地       
          などなど~

地名はただの記号ではなく、
コミュニティ、文化を含むもの。 

今だけのものじゃなくて、
未来につないでいくもの。
 
「今は、議会でかんたんに地名を変えています。
もっと大切にしてほしいです」
終わった後、スタジオの内外から拍手がおこったことは
いうまでもありません。
 

そうなんですね!
地名には、それぞれに名付けられた「訳」「由来」「意味」があります。
地名が変えられると、そうしたものが、後世の人たちには理解出来なくなります。

その時に居合わせた数少ない、
しかも、歴史もあまり詳しくない議員さんらによって、
簡単に変更されてはならないものと感じました。