「爽やかイレブン」で甲子園を湧かせた池田の町で第九コンサートが行われました。
しかし、田舎の小さな町で第九を演奏するということは財政的にも、人材面でも大変な困難を抱えています。
それがなんとか実現出来るのは、各町村で互いにメンバーを派遣し合って、助け合うというシステムが出来上がっているからです。
そんな人たちは、あちらこちらで何度も歌っているので、楽譜を暗譜しているのがなによりの強みです。
少ない練習でも、指揮をよく見て歌ってくれました。
今回のようにピアノ伴奏で行うと、合唱は丸裸にされた感じで、厳しさは倍増しますが、より繊細に音楽を追求するという点でそれなりの意義もありました。
合唱団の人たちも、満席のお客さまも、何ケ所かでは、心の琴線に触れる部分もあったのだろうと、みなさんの笑顔に接し、思いを巡らせました。
オーケストラパートを一人で頑張って弾いていただいたピアニストのK嬢さん
そして、
遠路、聴きに来ていただいた友人たちにも感謝します。