高校生の主張

新聞の「読者の声」欄の高校生の投稿にドキッと感心させられました!

『スイスには、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの公用語がある。
ロマンシュ語は1%に満たない人しか話さないらしい、それでも公用語として認められているのはなぜだろう‥‥。 
それは、ロマンシュ語が伝統的な言葉であり、公用語として扱われなければ失われてしまうからだ。
少数派だからといって見捨てられないのである。
一方、日本では少数派は無意識に排除されているように感じる。
1%が苦しみ、残りの99%が楽しい世界なんて、ちっとも楽しくない。
みんながハッピーな世界がいい。』

多数決で、ともすれば大多数の意見のみが、まかり通って行く現代、
純粋な心で、自己矛盾に問いかける姿が、とても素敵だと思います。