「人がガンになるたった2つの条件」安保徹著

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「人がガンになるたった2つの条件」安保徹
この本を読んでいて「アハ体験」の大切さ、凄さを感じました。
いつも本質は何か?ということを真摯に考えている人に、神様がプレゼントしてくれるかのような突然の閃めきが訪れる。
予期できるものでもなく、必ずもたらされるものでもありません。
「突然の閃めき」は、今までの蓄積の上にもたらされるものもあるかも知れませんが、
まったく逆の方向からもたらされることも多いものです。
そのためには柔らかい頭脳でいることが大切かも知れません。

従来の「ガンは悪いデキもの」「退治するもの」という発想から、「人間の生き方の偏りを教えてくれるもの」という発想の転換に安保先生が目覚めたことは、まさに「アハ体験」の凄さではないかと思います。
案外、西洋医学の道を邁進する方々に限って「転換」の発想は難しいことと思われます。

「緊張とリラックスを上手に取り込めること」が大切と締めくくっています。

東洋医学では既に当たり前のことですが、西洋医学者が今改めてそれに「アハ体験」したということが私は素晴らしいことだと思います。
何でもないことでも、分かりきったことでも、バカバカしいことでも「アハ体験」し、しみじみ心と身体全体で理解したということが大切なことだと思います。
「アハ体験」は「神様のプレゼント」ですから。