今日は大分県地方で大雨の被害が報道されている。
住民のコメントは、いつも「こんなことは初めてのことだ!」。
いつも、災害の後は「想定外だった」とか「初めてのこと」という言葉ばかりだ。
優秀な医学部の知人は「20世紀内に全ての病気から人類は解放される!」と豪語していた。
なのに、いま病気を制圧したと言えるか?
災害は繰り返し被り、その度に土木工学関係者で対応を計り、工夫を重ねてきた筈だ。
原子力発電所再稼働もその叡智を元に「ゴー!」を決定したはずだ。
なのに未だに「想定外だった」とか「初めてのこと」という言葉は無くならない。
まだまだこの世は人智では及ばないことで満ち溢れているということだ。
人はまだまだ驕るほどのところまで達していない。
「絶対安全神話」を口にするにはまだまだ未熟だということを認識するべきだろう。