施し‥、 ではなくて。

老人介護施設になじめない老人が多いそうです。
「おじいちゃん」「おばあちゃん」とか言われたり、幼児扱いされるのに我慢ならないようです。
いくら介護士の方が親切に扱ってくれても、親切にされるほどプライドが傷つくそうです。

人間は施しを受けるの、はたいていの人はイヤなようです。
なるべくなら受けたくないと思っていませんか?

なのに、他人に対しては施しをしたり、ボランティアと称して奉仕するのは大好きです。

「施し」とは、同じ人間の気持ちでありながら、提供する側と受ける側とでは矛盾したものを持っています。

私なら、自分がされてイヤなものは、なるべく他人にもしないようにしたいと思っています。

ただし、これは個人の問題であって、
どうやっても自立が不可能な人はいます。そうした方々に対するケアは、「施し」とか「ボランティア」とかではなく、腰をすえた公的な施設として介護施設福祉施設を充実させることは、間違いなく必要急務なことです。

私は介護施設には入りたくないのですが、自分で自分の面倒が見れなくなった時、素人の家族に迷惑をかけるよりは、プロの介護施設を選ぼうと思っています。  よろしくね!(笑)