いい指揮者もいっぱいいるけど、困ったもんだ~、っていう指揮者もいっぱいいます。
というより、誰にでも困った指揮者に変身する危険性は持ち合わせていると思います。(自分も含めて)
困った指揮者とは
1 振り過ぎる指揮者
終始、のべつなく同じペースで叩きを続ける指揮者
緊張感が無くなり、逆にテンポが速くなったり、遅くなったりする。
メンバーに目だけ過度に使わせることになり、耳がおろそかになり、
音程やアンサンブルも雑になる。
2 加速、減速運動のトレーニングがきちんと出来ていない指揮者
3 指揮図型がうやむやだったり、間違う指揮者
4 硬く叩き過ぎ、肩に力が入る指揮者(力み過ぎるとテンポが遅くなる。)
5 打点を高い位置で指揮する指揮者(息が深く吸えなくなり、音が甲高くなる)
6 指揮棒が上を向く指揮者
(恐らく、打点は握りこぶしあたりでしょう‥。)
7 メンバーの出す音を聴いていない指揮者
8 練習を細かく中断し、喋り過ぎる指揮者
楽式や解釈を解説し過ぎたり、説教を始めたりする。
こんな指揮者はたいてい、自分の指揮のテクニック(分割能力など)が無いのに 気が付かず、自分が何をしていいかわからないからだと思います。
9 高圧的、暴力的な指揮者、訳もなく怒り散らす指揮者
これも、自分の指揮のテクニックがないためです。
10 訳もなく、通し練習をさせる指揮者
11 一人で先に没頭してしまう指揮者
12 姿勢の悪い指揮者 などなど