35歳で居を構えたのは、徳島市郊外の小高い丘の上にある新興団地で、
住民はみな意欲と活気に溢れていました。
会報も定期的に発行され、住民の希望と夢が満載されていました。
若い方も多く、近い将来には小学校も建設予定でした。
当初は、レッスンや自分の練習には周囲に気を遣っていましたが、
お隣さんは「音楽の聴こえてくるようなところに住みたかった!」
と、言って下さるほどの音楽好きで、
地元新聞に「フルートの聴こえる団地!」と、投稿して下さったほどです。
そんな幸福感に包まれた役員の方々から、好意的なインタビューを受けました。
1989年 3月18日