TVから時代劇が消えようとしています。
大岡越前、銭形平次、木枯らし紋次郎、子連れ狼、暴れん坊将軍、必殺仕掛人、水戸黄門と次々と生まれた時代劇が、もう製作されなくなるそうです。
その原因が、視聴者が高齢化しているため、経済効果の薄い番組にスポンサーが寄りつかなくなったからだそうです。
しかし、時代劇には、日本の伝統的な文化や美しい所作が保存されています。
時代劇を存続させることは、そういった日本の伝統を守り、受け継ぐという上でも大切なことだと思います。
時代劇が無くなるということは、日本文化が無くなるということです。
そんな重大なことであっても、結局、儲けにならないことには、企業はお金を出さないのです。
拝金社会の空しさです。
音楽についても、現在メセナのおかげで成り立っているコンサートやオーケストラが沢山ありますが、儲けにならない音楽支援、いつ撤退されるか戦々恐々です。